ベトナムの親友の街・長崎へ行こう

ベトナムの親友の街・長崎へ行こう

ベトナムの親友の街・長崎へ行こう

日本が外国との交易を遮断した鎖国時代、唯一の開港地として栄えた長崎。外国の文化が入り交じる、独特の街並みが魅力です。歴史を紐解くと、じつはベトナムとも古くから関わりがあり、その友好関係は今でも続いています。

今長崎では、世界遺産登録を控えた「軍艦島」と呼ばれる無人島に注目が集まっています。正式な名称は端島といい、長崎半島沖に浮かぶ、全長480mほどの小さな島。良質な石炭が発掘できることから、19世紀末から1974年にかけて炭鉱の街として栄え、一時期は5000人以上の人びとが住んでいました。石炭の発掘のために整備された島でしたが、住居はもちろん、病院や学校、神社や映画館までもがあり、ひとつの都市として発展していたのです。石油の台頭により炭鉱は衰退、住民も島を離れ、1974年に完全な無人島となりました。当時のまま残された建物が、廃墟となり建ち並ぶ島は、遠くから見るとその名の通り、軍艦のよう。まるでそこだけ時がとまっているかのような、生々しい風景が、多くの人びとを魅了しています。今では、軍艦島までクルーズし上陸・見学できるツアーへの参加者が後を絶ちません。

長崎

軍艦島

軍艦島 (Photo: ©Nagasaki Prefecture)

Access

Ha Noi⇔福岡(行き約4時間、帰り約4時間半):直行便週2便(火・土)、8月より週4便に増便(月・火・金・土)
Ho Chi Minh⇔福岡(約5時間):直行便週2便(木・日)運航
※長崎空港へは、東京(羽田空港)、大阪(関西国際空港、伊丹空港)などからの国内便が利用できます(nabic.co.jp/english/)
福岡⇔長崎:JR特急(かもめ)もしくは高速バス(九州号)で約2時間

nagasaki


世界新三大夜景に選出

長崎の夜景

モナコ、香港と並んで世界新三大夜景のひとつに選ばれた長崎の夜景。稲佐山の展望台から眺める景色は、まるで宝石箱のような美しさです。鶴が羽を広げたような形をしていることから「鶴の港」とも呼ばれる長崎港や、山々の起伏が織りなす独特の地形が、他にはない魅惑の夜景を創り出しています。イルミネーションといえば、忘れてはいけないのが佐世保市のHUIS TEN BOSCH。オランダの街並みを再現した光と花のテーマパークでは、夢のようなイルミネーションを毎夜開催。うっとりするような夜景が、長崎の旅を最高の思い出にしてくれます。

長崎の夜景

世界新三大夜景のひとつ、長崎の夜景 (Photo: ©Nagasaki Prefecture)

huis ten bosch

HUIS TEN BOSCH (Photo: ©HUIS TEN BOSCH)

平和への「誓い」と「願い」

平和公園

1945年8月9日午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下され、途方もない数の命が奪われました。平和公園は、犠牲者の冥福を祈り、世界の平和を願う場所です。公園内にある平和祈念像は、愛と慈悲に満ちた平和の象徴。清らかな水を湛える平和の泉は、焼けつくようなのどの渇きを訴えた、被爆者たちへの癒やし。長崎原爆資料館では、被爆した建物の一部や写真、資料の展示などを行い、原爆の凄惨さを訴えています。毎年8月9日には、平和を願う祈念式典が行われます。終戦からまもなく70年を迎える現在、時が経つごとに戦争経験者が減っていく状況ではありますが、決して風化させてはいけない、世界中の人に受け止めてほしい記憶・記録が、ここにはあるのです。

平和祈念像

高さ9.7mにも及ぶ平和祈念像 (Photo: ©Nagasaki Prefecture)

平和祈念館

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 (Photo: ©Nagasaki Prefecture)

青い海に浮かぶ、たくさんの島

九十九島

九十九とは、99という意味があり、たくさんの数のことを指す日本語の表現です。実際は、佐世保港から北へ25kmほどの範囲の中に、208もの島が点在しており(そのうち4つの島に人が住んでいます)、遊覧船で巡るクルーズは、冒険しているかのようなワクワク感。島のひとつひとつにある、名前や言い伝えにも注目です。水族館やマリンアクティビティ、レストランも充実しているので、一日たっぷり遊び尽くそう。


九十九島

(Photo: ©Nagasaki Prefecture)

「地獄」へようこそ!

雲仙温泉

長崎県が誇る、歴史ある名湯。冷涼な高原地帯にあるため、明治時代に外国人の避暑地としてもにぎわいました。周辺には、約30カ所の「地獄」と呼ばれる場所があります。岩場のあちこちから、温泉とガスが噴出しており、あたりは硫黄の匂いが漂っています。このガスは海底のマグマによって発生しているもので、白いガスがもくもくと立ち込めているようすは、まるで地獄のよう。この高温の蒸気で蒸した卵はとてもおいしく、やみつきになること間違いなしです。雲仙温泉と雲仙地獄を含む雲仙公園は、春はツツジ、秋は紅葉が美しい自然の宝庫。1934年に日本で初めての国立公園に指定されました。自然を楽しみ、温泉に入ってのんびり。癒やしのひとときをお過ごしください。

雲仙温泉

雲仙温泉 (Photo: ©Nagasaki Prefecture)

温泉のお湯

温泉は、透明なお湯と白く濁ったお湯の二種類がある。雲仙温泉には、美肌効果も!(Photo: ©Unzen Fukudaya)

秋

秋は紅葉が美しい (Photo: ©Nagasaki Prefecture)

長崎の名物

ちゃんぽん

コクのある鶏ガラスープに、肉、魚介、野菜をたっぷりのせた煮込み麺。1900年頃、長崎の料理人が、留学生に安くて栄養のあるものを食べさせるために作ったのが始まりといわれています。

ちゃんぽん

(Photo: ©Nagasaki Prefecture)

長崎和牛

夏は涼しく、冬は温暖な穏やかな気候の中で育った、長崎産和牛。バランスよく脂がのり、やわらかな肉質です。ステーキやしゃぶしゃぶなどがおすすめ!

長崎和牛

(Photo: ©Nagasaki Prefecture)

ベトナムと長崎の友好関係

ベトナムから来たお嫁さん

16世紀から17世紀にかけての日本では、東南アジアとの交易を許された「朱印船」と呼ばれる船が行き交っていました。荒木宗太郎という男も、自ら船に乗り、交易を行う商人の一人でした。当時のAn Nam(現在のベトナム)の国からの厚い信頼を得た彼は、1619年、国王の養女をお嫁にもらうことに。そのまま長崎にやってきた彼女は、「アニオーさん」と呼ばれて長崎の町民に親しまれたのです。この呼び名は、彼女が夫のことを「Anh oi(アンノイ / 「あなた」のような、旦那さんのことを呼ぶときのベトナム語)」と呼ぶのが、町民たちに「アニオー」と聞こえたためだと言われています。アニオー姫はそのまま一度もベトナムに帰ることなく、夫婦仲睦まじく長崎で一生を終えたそう。二人は今、長崎市内のいっしょのお墓に眠っています。長崎で毎年10月に開催される伝統の祭「長崎くんち」では、7年に1度、荒木宗太郎とアニオー姫役の子どもを乗せた朱印船の奉納が行われています。

長崎

(Photo: ©Nagasaki Prefecture)

Vietnam day in Nagasaki

2014年6月25日には、長崎市で「Vietnam day in Nagasaki」が行われました。ベトナムと日本の間の貿易や投資の拡大を目的としており、ベトナム大使館のHung大使らも訪問。イベントでは、ベトナムの経済や投資に関するセミナーや、ベトナム企業による商品展示会、日本に住むベトナム人留学生による伝統舞踊や音楽が披露されました。友好関係に長い歴史をもつベトナムと長崎が、今後もよりよい関係を築いていくことが期待されています。

vietnam day

vietnam day

(Photo: ©Nagasaki Prefecture)

Da Nang 越日文化交流フェスティバル2015

日付: 28/8/2015(金)〜30(日)

場所: 新ダナン市市庁舎周辺の公園

主催: ダナン外務局

指導: ダナン人民委員会

協力: 日本商工会議所ほか

ベトナムと日本の交流を深めるイベントをダナンで開催!ダナンの日系企業紹介および求人情報、日本留学、旅行、グルメなどのブースがたくさん。長崎の観光情報の紹介や、長崎料理をふるまうブースも出展予定!

SENDA MAYU/ kilala.vn

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